低圧・高圧(~35kV)アルミ端子、銅アルミ合金端子を自社独自開発し、販売開始!
- 2024/07/31
- プレスリリース
アルミ端子の詳細
現在ご提供しているのは以下となります。
①低圧・高圧(~35kV) アルミ端子 38~400SQ
②低圧・高圧(~35kV) 銅アルミ合金端子 38~400SQ
JIS規格に準じたケーブルサイズに適用した高品質な製品となります。
銅アルミ合金端子を独自開発
アルミケーブルの接続に用いる端子は、主材料がアルミ製の端子が一般的に使用されています。お客様の中から、銅とアルミの接触部分が発熱してしまう声がありました。銅とアルミニウムは電気的特性や熱膨張係数が大きく異なるため、これらの材料を接続するには特別な材料が必要です。この課題を解決すべく、銅アルミ合金端子を独自開発しました。
銅アルミ合金端子の特徴
■ 安全
銅とアルミケーブルを安全かつ効率的に接続でき、接触部分の発熱問題の対策にもなります。
■ 腐食防止
接触部分の腐食を防ぐために、適切なコーティングや設計を施しています。
■施工効率向上
銅ケーブル用の端子台への接続は一つの端子で行う事ができ、施工効率の向上が見込めます。
お問い合わせやお見積りはお問い合わせフォーム よりご連絡ください。
開発の背景
日本国内の電気工作物では、導体に銅を使ったケーブルを使用するのが一般でした。しかし、近年の銅価格高騰に伴い、ケーブルの盗難事件が多発しています。このため、多くの事業者が盗難対策を講じざるを得ない状況となっております。
そうした状況の中で、アルミは銅に比べて市場価格が低いので、アルミケーブルは盗難の被害に遭いにくく盗難対策として有効な手段となります。当社は2024年4月に自社開発したアルミケーブル の販売を開始しました。より包括的なソリューションを提供すべく、関連部材であるアルミ端子の自社開発にも取り組みました。
関連サービス
日本では現在でも銅ケーブルが主流ですが、世界的にはアルミケーブルの生産が全体の8割を占めています。アルミケーブルに関しては、日本では普及と実用化が世界的に取り残さているのが実情です。世界の先端技術と施工方法を日本に届けることがGBPの責務であると考えています。
現在圧縮工具、端子台などの関連部材の開発を進めております。完成次第お知らせします。アルミケーブルの施工経験がない方向けに、施工の流れや、注意点をまとめた動画も企画しており、近日公開いたします。
今後も、製品ラインナップとサービスを充実させて行きます。GBPの総合ソリューションでお客様の課題解決に貢献していきます。