蓄電システムキュービクルとは

太陽光発電適用の蓄電システムキュービクルは、蓄電システム(ESS)と電力系統をつなぐための重要な高圧受配電設備として、再生可能エネルギーの活用やBCP対策(企業が災害や事故などの緊急事態に備えて、事業を継続・復旧するための計画や対策)に貢献します。
高圧盤は、蓄電池やPCSからの電力を安全に系統へ送電するためのインターフェース機器として、保護・遮断・計測・通信など多彩な機能を一体化しています。
主な仕様
主な仕様
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仕様 | 詳細 |
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基本構成 | 高圧受電盤・主変圧器・PCS接続盤・低圧動力盤 |
高圧側定格電圧 | 6.6kV/3.3kV |
低圧側定格電圧 | カスタマイズ対応 |
電力周波数 | 50Hz/60Hz |
容量範囲 | 500 kVA―2MVA |
結線方式 | Dyn11 |
保護機能 | 過電流、地絡、低電圧など |
対応PCS | 多メーカー対応可 |
保護レベル | IP54 |
単線結線図の例

主な特徴
① 高い柔軟性
蓄電池容量、接続回路数、PCS仕様、盤構成など、ご要望に応じて柔軟にカスタマイズが可能。
② ワンストップ対応
設計、製造、据付、現地試験、年次点検まで、全工程を一貫して対応。導入後も安心してご利用いただけます。
③ 安全かつ効率的
保護・遮断・計測・通信など多彩な機能をコンパクトに統合し、安全かつ効率的な送配電を実現します。
ご興味がある方は、お問い合わせフォームより詳細をご連絡いただきますようお願いいたします。