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太陽光発電用トランスの塩害対策塗装を標準仕様に

2024/05/17
プレスリリース

太陽光発電用トランスの塩害対策塗装を標準仕様に

日本市場向けに、信頼性と耐久性を大幅に向上

GBP株式会社は、日本市場向けの太陽光発電用トランス製品において、塩害対策塗装を標準仕様として提供することを発表しました。こちらのアップデートにより、沿岸地域を含む厳しい環境下でも長期間にわたり信頼性の高い運用が可能となります。尚、本仕様変更に伴う価格の値上げは行いません。

背景と目的

これまでも、現場の状況に応じて適切な塩害対策塗装を選定する必要がありましたが、その判断が難しく、コストも高くなる課題がありました。GBP株式会社はこの悩みを解消し、利便性と製品の信頼性を向上させるため、塩害対策塗装をトランスの標準仕様にアップデートすることを決定しました。

アップデートの内容

◆塩害対策塗装の標準仕様化
新しい標準仕様では、全ての太陽光発電用トランスに塩害対策塗装が施されます。これにより、沿岸地域の過酷な環境下でも優れた耐久性と防錆性能を発揮します。

◆新仕様の塗装工程
新製品の外箱塗装は以下の工程を経て行われます。

  • 超音波除油
  • 化学処理、酸洗
  • 電鍍(厚さ約20μm)
  • パウダーコーティング(亜鉛豊富下地粉約60μm)
  • パウダーコーティング(エポキシ樹脂表層粉末約60μm)
  • 高温乾燥(200°C、15-20分)
  • 検査と出荷